「屁理屈」の語源
「屁理屈ばっかりいいやがって」なんて使い方をする言葉だね。「屁理屈」というのは、言っている本人は筋道が通っていると思って力説しているけれど、実際のところはさほど意味もなく通りにも適っていない理屈の事を指していう表現だね。「理屈」というのは、物事の道理や筋道の事、または無理矢理につじつまを合わせて作り上げた理論の事を指すよね。「理屈っぽい人」なんていう表現もあるよね。「屈」と言う文字にはネジ曲がるという意味がある事から考えると「理屈」というのは正しい道理とは考えにくいね。さらにこれに「屁」という文字がついた「屁理屈」というのは、さらに道理から外れているというイメージが強いね。「屁」というのは何の価値もないものという意味があるので、「屁理屈」というのは何の価値もない取るに足らない理論ってことになるんだ。