名字の語源由来

今は皆に「名字と名前」があって、それがあるから誰が誰だかちゃんと識別できたり郵便が届いたりするよね。でも昔は偉い人には名字があったけど、平民と呼ばれる下級層の人たちに名字はなかったんだって。「名字」という言葉自体は、平安時代に武士が使い始めたのが最初で、「名田（みょうでん）」にちなんだ「字（あざ」といって、割り当てられた区画に名前をつけていたのが言葉の始まりなんだよ。その後は、明治時代になってからようやく一般の人にも「名字」を使う事が許されるようになったんだ。