目から鱗が落ちるの語源由来

「目から鱗が落ちる」の語源

びっくりした時とか、今まで知らなかった事が明らかになった時に「目からウロコが落ちた」って言うけど、目にウロコなんてないし、よく考えたらおかしな言葉だよね。

この言葉の語源は、キリスト教の教典新訳聖書の「使徒言行録」に書かれているエピソードにあるんだよ。どんな話かというと、イエスキリストを迫害したサウロっていう人が突然視力を失ってしまったんだ。でもイエスの使いの人が来たら、目からウロコみたいなものが落ちて目が見えるようになったっていう話だよ。このエピソードが広まって、「目からウロコが落ちる」っていう言葉が生まれたと言われているよ。