「面倒」の語源
「面倒」な事って結構多いよね。煩わしいとか、厄介だとか、そんな意味で使われる「面倒」っていう言葉の語源は、「ほめる」とか「感心する」という意味を表す「めでる」っていう動詞が関係しているという説があるんだよ。意味だけで考えたら今とは真逆の意味だから不思議だよね。感謝の気持ちとか感動の気持ちを表す言葉が何で今のような意味合いに変化したのかというと、例えば誰かに対して感謝の気持ちを伝える時に感じる「恥ずかしさ」とか「決まりの悪さ」とか「見苦しさ」といった少し複雑な感情だけが強調されていって、なぜか「煩わしい」とか「厄介」という意味だけで使われるようになったんだ。