もったいないの語源由来

「もったいない」の語源

「もったいない」っていうと、惜しいという意味で使われる事が多いけど、これ以外には「おそれおおい」っていう意味もあるんだよね。時代劇とか、ドラマのお見合いのシーンとかで「私にはもったいない」なんていう表現をしているのを聞いた事ないかな。

語源は、和製漢語「勿体(もったい)」を否定した言葉だと言われているよ。「勿体」は、威厳とか重々しいなんて言う意味で使われる言葉だけど、「ない」という言葉でこれを否定する事で「妥当でない」とか「不届きだ」なんていう意味で使われていたんだ。これが段々と一般にも広まって行く中で変化して「自分には不相応だ」とか「ありがたい」とか「惜しい」という意味が含まれるようになったんだよ。