「門外漢」の語源
日常生活の中で「門外漢(もんがいかん)」っていう言葉を使うことはないよね。使い方は「うん?その問題については門外漢です」みたいな感じかな。使い方を聞いてもさっぱり意味が分からないという人がほとんどだろうね。「専門外」とか「畑違い」とかいう意味なんだよ。つまり「その問題については専門外だから分かりませんよ」っていう事になるんだね。素直に分からないって言えばいいのにね。
「門外」っていうのは、そのまま「門の外」つまり「専門」の外っていう事だよね。「漢」っていうのは、主に男の人を指して使う言葉なんだよ。よく「大食漢(たいしょくかん)」とか「熱血漢(ねっけつかん)」なんて言い方をするけど、これと同じ使い方の言葉って事だよね。