コロンビアの意味 登山用語

コロンビア

コロンビアとは、創始者のポール・ラムフロムは、ドイツで縫製工場を経営していたが1938年に家族とともにアメリカのオレゴン州に移住してきた。ラムフロムは小さな帽子工場の権利を買い取り、コロンビアハットカンパニーと命名したのが、現在のコロンビアの前身である。

コロンビアという名前の由来は、オフィスの近くにコロンビア川にちなんだという。1960年、スキーグローブ製造会社と合併し、コロンビアスポーツウェアカンパニーと社名変更し、業務拡大を図った。1970年に社長である二―ル・ボイルが急逝し、事業存続の危機に陥る。現会長のガート・ボイルは息子のティム・ボイルとともにコロンビア再建を図り、事業拡大の道を選び、ビジネスの基礎を築きあげていく。

1982年、インターチェンジシステムというツー・イン・ワン・ジャケットの原型を開発し、アウトドアファンに支持された。そしてバガプーパーカーが1993年には全米で100万枚を売り上げ、アメリカのアウトドアウェアの年間最多販売記録を打ち立てるまで成長した。

現在では、オムニテック(防水性と透湿性を両立)、オムニヒート(銀色のライナーが体温を反射させることで保温効果を高めたもの)、オムニフリースゼロ(汗に反応して冷却効果を出す)、などの革新的な素材を生み出し、フィールド目線でのアウトドアウェアを作りだしている。