ダブルフィギュアエイトノットの意味　登山用語

ダブルフィギュアエイトノット（英語：double figure eight knot）とは、結び上がりが8の字のようになるロープの結び方で二重になる。「ダブル・フィギュア・オブ・エイト・ノット」「二重8の字結び」とも呼ばれる。

結び方は、ロープを2つ折りにしてから、止め結びにすると、二重の8の字が出来上がる。人によっては、ロープを1本のまま、1回止め結びにし、2回目は1回目の後をなぞって、二重の8の字を結び上げる人もいる。ロープとハーネスの接続に使われることが多い。

なお、日本ではこう呼ばれているが、海外では単にフィギュア・エイト・ノットと呼ばれ、海外の「ダブルフィギュアエイトノット」は日本でいう「ダブルループ・フィギュアエイトノット（Double loop figure eight knot）」と指すという。ループ部分が2つになるので、日本では「うさぎの耳」とも呼ばれることもある。どちらが正しいというのは無いが、知識として知っておくといいだろう。