登山地図の意味 登山用語

登山地図

登山地図とは、登山道、所要時間、山小屋、ロープウェーなど登山に必要な情報を記載した地図のことである。地図(地形図)は、国土地理院が調査・作成・配布している。書店などで手に入る登山地図は、国土地理院の地形図をもとに、登山道などの情報を追加したものである。

登山図には登山道、ガレ場、道迷い注意、トイレなどのある程度の情報が書き加えられているのに対して、地形図は地形情報と地名の詳細を中心にかかれている。近年ではデジタル化に伴い、数値地図(地形図を数値化してコンピューターで表示できるようにしたもの)が配布されており、さらにカシミール3Dソフトも無料配布されているので、それらをうまく組み合わせて、自分で登山地図を作成する、という方法も出てきている。

最近ではGPSハンディ機の普及に伴い、地図とGPSを持参する人も増えている。ただ、GPSが何らかの原因で動かない場合に備えてコンパスも持参必須とよく言われている。