ドローコードの意味 登山用語

ドローコード

ドローコード(英語:drawcord)とは、フード(ジャケット等についている一体型の帽子)、パンツの裾、ジャケットの裾などについている紐のことをいう。紐を引っ張ることによって、サイズを調整したり、より体に密着させることができるようになっている。

このドローコードにはコードクランプと呼ばれる、紐が戻らないよう、紐を止めるプラスチック製の部品が付いている。アウトドアウェアなどでは、レインウェアなどのフードについているドローコードは、頭を風雨雪から保護するときに紐を引っ張ってフードが落ちないようにする役割がある。シュラフは全身くるまるが、どうしても顔部分だけは開いているので、体へ冷気が入り込んで寒いため、紐を引っ張って体に密着させて保温させる。

バックパックなどのバックでは開口部に付いており、紐を引っ張ることで中身が出ないようにしている。ドローコードはもともとアウトドア用に開発されたものだが、現在では飾りアイテムのひとつとして、日常のファッションにも使われている。