バーグハウスの意味 登山用語

バーグハウス

バーグハウス(Berghaus)とは、イギリスで、1966年、ピーター・ロッキーとゴードン・デイビソンの二人によって設立されたアウトドアメーカーである。当初はLDマウンテンセンターというお店を立ち上げ、スキー製品などを扱い、良質なアウトドア用品を扱っているとして評判を呼ぶ。

登山家でもあった二人は納得いくアウトドア用品がなかったことから、良質のものを輸入・販売することを目的にお店を始めたのである。やがて、自分たちで販売するギアの開発を手掛けるようになり、こうして誕生したアウトドアウェアをバーグハウスと名付けた。これが現在につづくバーグハウスである。1970年にはリュックサックの製造を手掛け、1977年にはゴアテックス素材を自社の製品に取り入れている。1979年には足を守るイエティゲイターを開発している。

現在の主流となっているレイヤリングシステム(重ね着)を生み出し、ゴアテックスの素材を採用しながら、自社独自の防水防風素材「AQ」を生み出している。バーグハウスは常に革新的なアイテムを生み出していることで知られている。なお、バーグハウスとは、LDマウンテンセンターをドイツ語訳したものである。