パキるの意味 登山用語

パキる

パキるとは、クライマーがよく怪我するもの。フリークライミングやボルタリングなどのフリークライミング時に、指に無理な負担をかけるような動作をすると、指の腱鞘などが切れたりして指を故障してしまうこと。これをパキるという。

薬指の腱を損傷することが多く、また治すためには安静が必要になり、怪我の程度の差はあるが完治するまで半年かかることもある。腱が切れてしまった場合、医者(整形外科)に行ってみてもらうこと。安静にして様子見と湿布薬などを処方される程度の診察が多いが、腱の断裂具合がひどければ手術することもある。

クライミング中に怪我をして痛みを感じたら、すぐにクライミングを中止して、怪我した個所を冷やして炎症を抑える。故障後、二日間は安静とアイシング(冷やすこと)し、三日目くらいから、指を開閉するなど、指を動かす程度にし、血流改善を促す。怪我の程度にもよるが、最低2〜3週間はクライミングをしないことである。まずは、怪我したら医者、である。