ピーカンの意味 登山用語

ピーカン

ピーカンとは、雲ひとつない好天気のこと。こういう日は、風もなく好天で、絶好の登山日和である。こういう日は山腹や山頂にも雲がかかっていないので、見晴らしもよく、はるか遠くの景色まで見渡すことができる。

晴天率が多くなる時期は、地域によって若干の違いはあるが、初夏(5月〜6月)、中秋(10月〜11月)、このあたりの月が比較的天候が安定している時期でもある。初夏は梅雨入り前はシベリア高気圧の影響で、カラッとした爽やかなお天気が続き、新緑の時期でもあるので、爽やかな自然の中で登山を楽しむことができる。秋は、初秋〜中秋までは台風が1年でもっとも多く発生・上陸する時期なので、台風シーズンが終わった頃からが、晴天率が高くなる。またこの時期は山の木々が紅葉するので色鮮やかな自然を楽しむことができる。晩秋になると冬が近いので、気温が低い日は降雪もある。ただ、天候が安定している時期とはいえど、山の天気は変わりやすいので、それなりの装備は必要である。