ピークハントの意味 登山用語

ピークハント

ピークハントとは、山頂に登ることだけを目的とした登山。またその登山者をピークハンターという。

たとえば、七大陸最高峰に選定されている山は、エベレスト(アジア)、モンブラン(ヨーロッパ)、マッキンリー(北米)、アコンカグア(南米)、キリマンジャロ(アフリカ)、コジオスコ(オーストラリア)、ヴィンソン・マシフ(南極)がある。オーストラリアと南極を除き、いずれも標高5500m以上の山であり、これらの山の頂上を目指して登ることもピークハントになる。最近では、深田久弥氏によって選定された日本百名山としてピックアップされた山だけを登ることをピークハントと呼ぶ傾向もある。

百名山に登る人は、百名山すべてを踏襲することを目的にする人も多く、また、百名山すべてが難易度の高い山というものでもなく、5〜8合目まで容易に車で行くことができ、そこからロープウェイ等に乗って少し歩いて山頂に到達できる山もあり、これは本当の登山ではないとする人が多い。