必携装備の意味 登山用語

必携装備(ひっけいそうび)

必携装備とは、必ずなくてはならない装備のことをいう。登山の場合、ひと言で登山と言っても、夏山、冬山、目的によって若干装備が異なるが、どの季節・目的であっても必携装備はある。

登山靴、バックパック(ザック)、レインウェア、衣類、医薬品、非常食、行動食、ヘッドランプ、地図、コンパス、腕時計、トイレットペーパー、ビニール袋、タオル、健康保険証、登山計画書、ガムテープ、携帯電話などがあげられる。登山靴は、縦走・岩壁登攀など登山形態によって靴の機能性が変わってくるが、基本となる1足は持っているとよい。バックパックは体にフィットするもので30〜40Lサイズを持っていると一応間に合う。レインウェアは防水透湿性のあるものを選ぶ。衣類は速乾性・保温性があるものが基本であり、化学繊維でできたウェアが中心となる。怪我した場合などに備えて医薬品と、十分な量の食糧を携帯する。地図・コンパス・腕時計は道や時間を確認するとき、ヘッドライトは、道が暗くなってしまった時などに使える。トイレットペーパーはトイレの時だけではなく、ティッシュ代わりとしても使える。ごみ袋や濡れたものなどを入れられるようビニール袋はたくさんあってもいい。タオルは汗ふきなど、健康保険証は怪我したときに医療機関にかかるとき、登山計画書は難所登山になるほど提出は必須、ガムテープは応急処置に、携帯電話は非常時での連絡に、使える。