ヒマラヤンジャイアンツ
ヒマラヤンジャイアンツとは、最高峰のエベレストを初めとする、標高8000mを超える14座の山々のことを、登山家たちは「ヒマラヤンジャイアンツ」と呼んでいる。
14座の山を標高が高い順に挙げていくと、エベレスト（8848m）、K2（8611m）、カンチェンジュンガ（8586m）、ローツェ（8516m）、マカルー（8463m）、チョーオーユー（8201m）、ダウラギリⅠ峰（8167m）、マナスル（8163m）、ナンガパルバット（8126m）、アンナプルナⅠ峰（8091m）、ガッシャーブルムⅠ峰（8068m）、ブロードピーク（8051m）、ガッシャーブルムⅡ峰（8035m）、シシャ・パンマ（8027m）である。
いずれもヒマラヤを中心に連なっている高峰である。七大陸最高峰登頂を目指す登山家もいれば、ヒマラヤンジャイアンツ14座すべてを踏破することを目指す登山家もいる。日本人では竹内洋岳氏が2012年5月26日にタウラギリⅠ峰に登頂し、14座すべてを登頂している。なお、「座」とは山を数えるときの単位であり、山には神が宿るということから、座とも言われる。
