冬山の意味 登山用語

冬山

冬山とは、一般的には12月〜3月の間の登山をいう。冬山でも一番気象条件が厳しく、降雪・積雪がある時期を厳冬期といい、12月下旬〜2月中旬あたりとされる。4月〜5月は春山、6月〜8月は夏山、9月〜11月は秋山とされる。

標高差や地域差があるので、明確な定義はないので一般的な目安となる。基本的には標高が高くなるほど、冬の訪れが早くて長い。冬山登山は、気温も低く、積雪があることや、積雪がなくても凍っていることが多いため、その他の3シーズン登山と比較して、装備や登山技術などが根本的に異なる。特に積雪による雪崩などの雪山独特の事故がある。冬山登山の時期になると、有名山岳を抱えている自治体の県警などは冬山登山対策をHPなどで呼びかけており、山岳救助のスペシャリストである県警のアドバイスは参考になる。

また、ウェアや登山靴、テント、シュラフなどすべての装備は冬山(厳冬期は厳冬期用)に切り替える。3シーズン用では冬山(厳冬期)には対応できない。