山ガールの意味 登山用語

山ガール

山ガールとは、登山を楽しむ20〜30代でおしゃれなアウトドア服に身に包む女性をさす。2010年前後から、アウトドアメーカーなどが流行を仕掛け、ダイエット効果があると謳ったことも相まって、それまで登山をしたことのなかった女性もするようになった。

カラフルなウェアや山スカートなどを身につけてファッション性を重視しているのも特徴である。日帰りで行ける低所登山が中心で、高尾山や富士山などに集中する傾向がある。2010年だけで、1ヶ月の登山者数が10万人を超えており、山ガールがさらに増加しているという。

プロ登山家の田部井淳子も日本放送協会から『田部井淳子のはじめる!山ガール』を出版している。ただ、本格的な登山装備や知識がなく、高所登山をする人も出てきており、遭難率が増えているという。いつまで登山ブームが続くのか不明である。山ガールという言葉は、2010年のユーキャン新語・流行語大賞の候補語60語にノミネートされている。