呼び子の意味 登山用語

呼び子

呼び子とは、筒の中に玉がはいっているもので、ホィッスルと同じである。呼子笛とも呼ぶ。金属製またはプラスチック製の小さい笛で、大きい音が出せるようになっている。笛といっても音を奏でるのが目的ではなく、注意を引きつけることを目的とする音であるため、想像しい場所でも遠くまで音が届くようになっている。

この呼び子は、携帯しやすいよう首から下げられるペンダント型になっており、また用途に応じた素材を使用している。登山やアウトドアなどの屋外活動でも遠くまで音が届くことから、クマなどの大型野生動物との不意な遭遇を避けるために、クマ除け鈴と併用してこまめに吹きならす目的でも使われる。

また、遭難時などの場合でも、大声で叫ぶよりも呼び子のほうが音が通りやすいこともあり、携帯する人もいる。アウトドアショップなどで手にいれることができる。登山以外では、防災用品のひとつ、警察官やクレーン作業場、駅などあらゆる場面で使用されている。