ローバーの意味　登山用語

ローバー（LOWA）とは、1923年、ロレンツ・ワグナー（Lorenz Wagner）によって設立された、ドイツの靴メーカーである。LOWAという名前はロレンツ・ワグナーのイニシャルの頭文字から来ている。

もともと登山靴の製造を行っていたが、第二次世界大戦中に、軍用ブーツの生産を請け負い大きく発展するが、戦後は再び登山靴製造に戻った。LOWAの靴は伝統的に革性の登山靴で、一足ずつ手作りであった。やがて1970年代になると新しい技術や素材などを取り入れるようになり、1982年には初めてトレッキングシューズの製造に着手し、スキーブーツなども製造している。1995年には軽いハイキングシューズを開発した。

LOWA社は長年整形医学に基づいて足を研究しており、また品質の高さで世界中で支持されており、特にドイツ語圏の国々で人気が根強い。数年前に「WXL木型」という木型を日本人向けに開発し、日本人に特化した靴も提供している。