EBの意味 登山用語

EB

EBとは、フランスのブルドノウ社(Bourdonneau)によって製作された、最初のクライミングシューズのことである。

1930年代、当時の若き先進的クライマーであるピエール・アラン(Pierre Allain)はフォンテンヌブローのボルダー登攀に情熱を掛けていたが、当時は人工登攀が主流である、大きい登山靴で登攀しなくてはならず更なるグレードを挙げるのが困難であった。1947年、ピエールの情熱はついに自分でよりよいクライミングシューズを製作するまでになった。

1950年になると、エドアルド・ブルドノウ(Edouard Bourdonneau)はピエールのビジネスを買収し、EBというイニシャルでクライミングシューズの製作を継承した。1967年にはEBというブランド名でクライミングシューズとして有名になる。以降、当時の著名なクライマーたちと共に、より快適なクライミングシューズの開発を行っている。EBはフラットソールをクライミングシューズ用に初めて採用している。