JWA
JWA(Japan Weather Association)とは、一般財団法人日本気象協会の略称である。1950年に設立され、気象と防災に関する情報コンサルタントを行っている。日本気象協会の主な業務内容は「防災」「環境」「予報」「情報システム事業」と大きく4つに分けられる。
「防災」では気象現象による自然災害を軽減するために、高度なデータ収集を行っている。「環境」では、気象観測や解析検証を通じて、環境アセスメント、大気汚染シミュレーションに基づいたアドバイスや、風力・太陽光発電などの新エネルギーの事業支援を行っている。「予報」ではメディアを通じ、注意報警報、天気予報などの一般的な気象、花粉、紫外線などの日常生活に密着した情報を提供しており、気象解説による気象知識の普及活動も行っている。NHKの天気予報では、JWAから担当者が派遣されている。「情報システム事業」では独自のオンライン総合気象情報サービス「MICOS」を通して情報発信を行っている。
また、精度の高い情報を発信するための、気象予測システムの開発も行っている。