MSRの意味 登山用語

MSR

MSR(MountainSafetyResearch)とは、1969年、登山家であったラリー・ペンバーシー(Larry Penberthy)によって設立された、アウトドアメーカーである。クライミング用品の安全性と信頼性の研究のために創設された。

1970年、シャフトにアルミを用いたアイスアックス「Eagle」を発売する。1973年には急性高山病の研究結果を活かした、リモートバーナー式ストーブを開発。同年MSR1号テント「マウンテンテント」を発売し、遠征や捜索・レスキューの現場などで使用された。1975年には、リチウム電池を使ったヘッドライトを一般ユーザー向けに販売。1976年には、レインウェアの脇下にジッパーを取り付け、通気できるようにした。1981年にはREI傘下になる。1991年には浄水器「WaterWorks」を開発し、アウトドアでも安心して水が飲める製品を発売。2001年にはCascade Designsグループに買収され、MSRブランド名で開発・生産を続けている。